2012年3月27日火曜日

春はスタートの季節です

次女が4月から大学生になります。
学生時代の私は、一生独身でいくと宣言していて子どもを産むなんて考えた事もなかったのに、さっさと結婚して二人も子どもを産んで、子ども中心の生活がだいぶ続いたなあ。子どもを持たなければ足を踏み入れる事もなかった保育園やら学校やらのお付き合いとか・・・面倒くさいことも多かったけど面白い思いも随分しました。

でもね、面白い思いも確かに沢山したんだけど、「ウ〜〜〜ン、残念〜〜〜〜!」と我慢した事もあったんです。特に仕事に関しては制限をつけてしまって満足する働き方はできなかった。子育ても仕事も両立している立派なキャリアウーマンから見たら、もう私なんか「働いてます」なんて言っちゃいけないような働き方でした。ほんっと、残念(>З<)

次女の高校の卒業式は雨でした。雨の日の寒い体育館のパイプ椅子に腰掛けて、これからは何かをしない口実に子育てを使うことはできないぞと思うと、ちょっと身が引き締まる気がしました。私の膝の上ですやすや眠っていた数十センチの赤ちゃんが、もう私より10センチも背が高くなって、薄く化粧なんかもしちゃって、カレシなんかもいるのです。何と言っても、私がひとりで東京で暮らしはじめた年齢になっているんです。


18歳の私は沖縄を出る時、もう自分は大人だから一人で生活できるし誰の指図も受けない!と固く決意していました。忘れっぽい私ですが、あの時の気持ちは忘れることはないと思う。実際、18歳の私が、職をみつけてアパートを借りて一人で生活すると、周りは一人前に扱ってくれたものです。田舎者の小娘を頼りなく思っていたでしょうが、とりあえず一人前に扱ってくれたのです。

というわけで、もう私の下の子も一人前に扱われてもおかしくない年齢になりました。まずは私が一人前に扱おうと思います。幸い近年の私にはバッグ作りとハーモニー体操という情熱を傾けたいテーマがあるので、子どもが手を離れたからといって、時間が余って退屈するという事はなさそうです。ああ、ワクワクする!!