2012年5月2日水曜日

韓国の旅 その①

ハーモニー体操の指導者養成コースが始まりました。

4月から7月までの隔週の週末+公休日の20日間、10時〜4時半のレッスンです。
もう、怒濤の日々といって良いでしょう。
始まったばかりなのに、既にインプットしたものをどう処理しようかとまどっている私がいます。面白いと言えばこの上もなく面白いんですけどね。
実際にハーモニー体操のレッスンを受けたり理論を教えてもらったり。
更に、KJ法。これがやたら頭を使う。頭脳労働から遠ざかって久しい50代はこの講義でド〜〜〜〜ンとやられるのです・・・・・・脳みそが疲れたと言っています。
あ、しかも課題がやたらでるんです。
今、その課題を思い出したらヤバイヤバイと脂汗が出てきて、ちょっとコースのことを考えるのは止めたくなりました(中断)

そうです。精神安定の見地からテーマを強制的に変更します。

コースの最初の二日間を受けた4日後、韓国に旅立ちました。
友人の住むチリ山脈。近くを流れるソンジン河は鮎やモズク蟹(上海蟹)で有名。


暮れに足首を骨折した夫の部屋を掃除するのが目的です。
夫は、足を折った当日にも椅子に座って演奏して舞台をこなしたという見上げた根性の人ですが、元気なときでも掃除はしないという怠惰の人でもあります。
部屋がどうなってるか想像することすらできません。

到着すると、思っていた通りと言うよりは予想を遥かに越えてというべき部屋です。
近所に借りていたスタジオを最近撤退したので、そこから持って来ざるを得なかった楽器や機械の類いが秩序もなくド〜〜〜ンと積み上げられています。
ノートや本や服やタオルが床のあちらこちらに散らばっています。
マッコリの空き瓶がゴロゴロ転がっています(マッコリは発酵して臭くなりますからフタを閉めないで放置するのは止めましょう。小バエが発生します。)
冷蔵庫から不穏な匂いが漂っています。・・・・・エトセトラ

いや〜〜〜〜スゴい物を見た!

多分、私が来るからということで、彼としては少しは片付けたと思うんですよね。
いや、もうどうせ焼け石に水だからということで何もしなかったのかな?
どっちなの?と聞くのもいかがなものかと思うわけですヨこの場合。
えっと・・・・こんなに掃除のしがいのある部屋もなかなか無いでしょう。・・・と沈黙のうちに納得して、まあ、掃除がテーマだからね、今回の旅は。
・・・・・いいんじゃない?やりがいがあって。

そんなわけで、せっせと掃除をしましたよ。
床が見える喜びとか、楽器が1列に並ぶ気持ち良さか、床を拭いたぞうきんが真っ黒になるということは、それだけ床がピカピカになったということだ〜〜〜と感慨にふけるとか。そんなことをしみじみ味わいながら掃除しました。

で、どうにか人の住む家の体をなしてきたところで、ご褒美の小旅行。

ソウルから高速バスで4時間の三千浦(サムチョンポ)という漁港で1泊、近くのチリ山で自給自足の生活を送るお友達の家で1泊。海の幸と山の幸を楽しむ旅は最高でした。
サンチョンポの漁港にて。

馴染みの魚屋さんがみつくろった魚。これを近くの食堂で刺身とチゲにしてもらって食べる。石鯛なんて日本で食べるといくらするのよ〜〜〜と驚いてしまう。


初めて食べた漆の芽。軽く茹でて食べます。

今回は6泊7日の旅でした。色々な人に会って、美味しい物を食べて、写真もけっこう撮ったので、また後日書きたいと思います。