2013年10月30日水曜日



最近驚いたことというと、自分の20代前半の写真を見つけたことです。

数日前、外国の友だちが我が家に来て、成人式だの七五三だのの話題になったんですね。つたない英語では説明するよりもと記念写真を引っぱりだしてきました。娘たちの写真です。可愛い〜〜〜!馬子にも衣装っていう? いや〜〜〜、お客さんより私の方が盛り上がっちゃった(親バカですから)

 その、記念写真群にですね、1枚、私の若かりし頃の写真が混じっていたんです。
言っちゃあ何ですが、若いです(当たり前だ。22歳頃の写真なんだから)肌がねピチピチしていて(若いからね)で、ムダな肉が見当たらない(これは不思議(笑))

驚きました。

若いっていいね〜〜〜〜。おばさん目線でそう思いました。もう、よその娘さんを見るような気分ですワ。ははは

あの頃(写真の頃だから22歳くらい)、よく目上のおばさま方に言われたものです。「あなた、若くていいわね〜〜〜。ほんと、若いって素晴らしいことよ。人生の華よ。」「若いんだから、もっとお洒落して、お化粧もして、きれいにしなさいね。もったいないわよ」

ところがですね、残念なことにそういうおばさま方の声は、当時の私の心には届きませんでした。

余計なお世話だ!! と心の中で毒づいていました。
私は美人じゃないからオシャレしてもしようがないんだよ。
それより中身でしょ。中身を磨いて勝負(何と?)しなくっちゃ。と思い込んでた。
それで、化粧水すら持ってなかった(極端な私)
容姿では勝ち目がないから磨いても時間と金のムダだと思い込んじゃったんですね。

う〜〜〜〜ん、今考えると実にもったいない!!

だいたい何故、勝ち負けなんて思ってしまったんだろう。
なんて考えると、社会と女性というテーマに向かってしまいうんですけど、今日はそこのところは軽くスルーしましょう。

50代のおばさんの目で冷静に見てみると、22歳の私は確かに美女とは言えないけど、それなりに輝いていて魅力があるんです。

もしも、その魅力を損なう物があったとしたら、自分の魅力を見ようとしないかたくなな精神でしょう。『どうせ私なんか!』という投げやりな精神・・・。

当時の私に、自分を自分なりに輝かせようとする気持ちがあったら、私はもっと魅力的な娘だっただろうに。実に残念です。

そんなふうにモノゴト考えられるようになった私は、この頃、お化粧もするし、マッサージもする、体操もするといった具合に、自分磨きに精を出しています。

でも正直言って、時すでに遅しの感はぬぐえません。コストパフォーマンス悪過ぎです。

それで、若い人を見ると「あなた、若くていいわね〜〜〜。ほんと、若いって素晴らしいことよ。人生の華よ。」と言いたくなってしまうのです。

きっと、うざいと思われているんだろうなあ。


0 件のコメント:

コメントを投稿