2014年2月9日日曜日

痛みということについて

胃が痛くてゴロゴロ寝ている間に、いろいろ考えることがありました。

 ハーモニー体操を始めたのは、更年期障害で身体のあちこちに不調がでてきたからです。

 あの頃は、子どもに弁当を作ってあげられないことがあったなあ。「おはよう」と声をかける子どもに、布団の中から「起きられないから、自分でどうにかしておくれ〜〜〜」と言うんです。子どもたちは、しようがないなあと勝手に朝ごはんを食べ、弁当をつめて出かけました(コンビニ弁当だったかも)。

 昼近くにどうにか起きだして、仕事をしようと思っても、ボ〜ッとしたまま時間が過ぎていくこともありました。集中力がなくなっているので仕事の段取りがたてられないのです。

 いつも肩が凝ってて、頭痛がして、膝が痛くて、どの靴を履いても足が痛かった。駒沢公園を歩くのが日課だったのに、それも苦痛になっていましたね。

 それで、ハーモニー体操を始めたら、だんだん調子が良くなってきて、今では、あのころの痛みを思い出すことができません。ここ2、3年は歯医者以外の病院にかかったことがないから、我ながら元気になったもんだと思います。


だから、良かった! という話ではありません。



 去年の夏からずっとハードな生活でした。
バッグを作る。ハーモニー体操を教える。沖縄の母の介護を手伝う。以前のわたしには考えられないフットワークです。不調が形になる前に、ハーモニー体操でからだをケアしているから、動けちゃうんですね。

 で、実際に動くと、ありがとうと言ってくれる人がいるので、ついこれでもかというくらいに動いてしまいました。たぶん、わたし役にたってるな〜〜〜!という満足感が嬉しかったのかもしれない。

それって、どうなの? 

何だか・・・
動ける自分を周りに見せるのが、目的になっちゃっているんじゃない?
モノゴトをじっくり味わう時間が、なくなっているんじゃない?
私が動きすぎることで、誰かの動きを邪魔しているんじゃない?


ああ、これは、ハーモニー体操のクラスで、私がしょっちゅう言っていることだ。


痛みが教えてくれることって、たくさんあるなあ。
もっとよく考えないといけないな、私。

 

 

 

 

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